BBクリームのテクスチャーというと、クリームというだけあってこってりしたイメージありませんか?
特にテクスチャーの伸びがよいものなどは油分も多く、その分ベトつきも感じやすくなります。
特に男性は肌に油分が多いので、BBクリームのあぶらっぽい、ベタつきが苦手というひともいますよね。
ぼくは敏感肌なので、BBクリームのテクスチャーがあぶらっぽい商品はちょっと敬遠してしまいます。
またBBクリームがなかなか肌になじんでいかないこともありますよね。
時間がないときに限って、なかなかなじんでいかないとストレスが溜まります。
そんなあぶらっぽくて肌なじみがよくないテクスチャーのBBクリームが苦手なぼくたちにおすすめなのが、Magnifique(以降マニフィーク)のBBクリーム。
このBBクリームは他にはない、みずっぽいゆるいテクスチャーで、あっという間に肌になじんでいきます。
ちなみにマニフィークのBBクリームは2021年のメンズノンノの美容大賞「ベースメイク部門」で3位にランクインしています
メンズノンノの記事を見てからずっと気になっていましたが、ようやく使うことができました
商品名 | マニフィーク BBクリーム |
紫外線カット | SPF30 PA+++ |
内容量 | 30g |
価格 | 1,650円(税込) |
テクスチャーの色 | 白 |
塗り込んだ色 | 明るい濃い肌色 |
色のカバー力 | 薄いシミなどであれば十分カバー |
凹凸のカバー力 | 毛穴が目立たなくなる程度 |
テクスチャーの伸び | 良く伸びる、なじみやすい |
メイク感 | あまりない |
ツヤ、テカリ | すこしテカる |
生産国 | 日本 |
購入方法 | ・amazon、楽天などの公式オンラインショップ ・マニフィーク 公式オンラインショップ ・Maison KOSÉ |
ぼくがまず気に入ったのが、パッケージデザイン。
使うひとを選ばない、洗練されたシンプルなデザインと色味が格好いいです。
また実際に使ってみて感動したのが、ゆるくて、するりと肌になじんでいくテクスチャーです。
そのほか実際に使用してみて感じたおすすめポイントと注意点をレビューしていきます。
もしいま使っているBBクリームの質感が苦手なひとは、さらさら肌なじみのマニフィークのBBクリームを試してみましょう!
この記事のポイント
目次
BBクリームとは?
今回ご紹介するマニフィークのBBクリーム。
こちらは化粧品の種類でいうと「BBクリーム」となります。
BBクリームとは1つで化粧下地、ファンデーション、コンシーラー、日焼け止めの効果をもつオールインワンコスメです。
価格も1000~2000円代とコスメとしては比較的安価にも関わらずハイスペックでコストパフォーマンスが高いのが特徴。
ぼくは血色の悪さやシミがコンプレックスでしたが、BBクリームによって隠すことができました
代表的な肌悩み
- 青髭
- いちご鼻
- シミ
- そばかす
- クマ
- 毛穴の開き
- 顔色が悪い
- ほくろ
- ほうれい線
‟マニフィーク”は「ジェンダーレス発想」から生まれた新時代のブランド
マニフィークは男性でも一度は聞いたことがあるコーセーコスメポートのメンズブランドです。
しかしメンズブランドといってもただのメンズブランドではありません。
女性の美を追求してきたコーセーコスメポートが、男性用だから洗浄力が強い、爽快感があるものを作ればよいという発想を捨てて、女性用と同じく高い品質基準を目指した、”ジェンダーレス発想”のブランドです。
まさしく新しい時代のブランド、という感じがします。
今回ご紹介するマニフィークのBBクリームも、箱・チューブともに、いわゆる男性向けとは一線を画したパッケージデザインとなっています。
また匂いもフローラルウッディの香りで、女性用化粧品と変わりません。
実際に使用してみるとブランドさんの指針というものをしっかりと感じることができます。
マニフィークのBBクリームはみずっぽくて、さらりとなじむテクスチャーが特徴
「ジェンダーレス」発想のもと、開発されたマニフィークのBBクリーム。
使ってみた実感としては、香りや化粧崩れ防止などの性能の高さから女性向け商品に近い印象を受けました。
以前は女性向けのBBクリームを使っていたので、女性向け商品のメリット・デメリットがわかりますが、マニフィークのBBクリームは女性向け、男性向け両方のいいとこどりをした商品です。
ただ女性向け商品に近い、化粧っぽい部分(特に香り)が苦手な男性はいるかもしれませんのでその点は注意が必要です。
現在、マニフィークのBBクリームとしては1種類のみの販売となっています。
このBBクリームの大きな特徴は以下のとおり。
- みずっぽくて、さらりとしたテクスチャー
- カラーチェンジパウダーで白から肌色へと変色
ここからマニフィーク BBクリームの大きな特徴2つについて詳しくお伝えしていきます。
みずっぽくてさらりとしたテクスチャー
このBBクリームの最大の特徴といっていいのが、みずっぽくさらりとしたテクスチャーです。
はじめて使用した時にはあまりにさらさらしているので、購入したクリームを間違えてしまったかと思ったほどです。
通常のBBクリームのように手の甲にのせたらあっという間に広がっていきます。
少し傾けると垂れてしまいそうなくらいですので、使用時には注意が必要です。
そしてそのさらりとしたテクスチャーは、指の腹で肌に塗り込んでいくとあっという間になじんでいきます。
これはおそらく通常のBBクリームより水分が多いためだと思います。
カラーチェンジパウダーで白色から肌色へと変色
最初は白いテクスチャーですが、肌に塗り込んでいくと次第に肌色に変化していきます。
テクスチャーの色の変化はuno フェイスカラークリエーター ナチュラルと同じく、カラーチェンジパウダー配合によるものです。
このカラーチェンジパウダーが配合されていると、塗り込んでいないところが白く残るため、塗りムラや塗り残し防止となります。
同じカラーチェンジパウダー配合商品ですが、色合いが違うため、unoフェイスカラークリエーターナチュラルを使っていたひとがそのまま使えるというわけではありません。
マニフィークのBBクリームは明るめの濃い肌色、他のBBクリームにもひけをとらない性能で、THE FUTUREとの相性も良い!!
ここまでマニフィークのBBクリームが、普通のBBクリームとは違うユニークな特徴をご紹介しましたが、ここからは基本的な性能についてもレビューしていきます。
肌色の濃さ
塗り込んでいった色は明るめの濃い肌色になります。
白色から肌色に変色するカラーチェンジパウダー配合のテクスチャーのため、unoフェイスカラークリエーター ナチュラルの肌色を想像していました。
しかし塗り込んでいくと、思いのほか明るめの濃い肌色になりました。
参考までに、uno フェイスカラークリエーター(カバー)レベル3と、NULL《ocre》とを比較してみました。
マニフィークのBBクリームは、NULL《ocre》よりは薄く、uno フェイスカラークリエーター(カバー)レベル3と同じくらいの色合いということがわかります
注意が必要なのは、肌なじみがよいテクスチャーでついつい塗り込みすぎて濃くなってしまうことです。
少量ずつ調節しながら使うことがコツです。
カバー力
薄いシミ程度であれば、色補正でカバーすることが可能です。
参考までにぼくの手の甲のあざがどの程度隠せるか、確認してください。
凹凸よりも、色補正をしっかりしたいひと向けの製品のため、もしマニフィークのBBクリームを使ってしっかり凹凸補正をしたい場合は、凹凸補正ができるTHE FUTURE Face Cover Creamを下地として併用することをおすすめします。
紫外線カット力
紫外線カット効果はSPF30、PA+++と、他のBBクリームにはひけをとりません。
十分紫外線予防も期待できるかと思います。
化粧崩れ
水を汗と仮定して、3秒間蛇口の水と当てましたが、まったく崩れませんでした。
水はじきもよく、ウォータープルーフがしっかり働いていると思われます。
マスク、服への色移り
ゆるいためか、マスクや服への色移りも他のBBクリームと同じか、それ以上に感じます。
もし色移りが気になるひとは、THE FUTURE Face Cover Creamを下地として併用するか、パフをするか、ティッシュオフをするなどして対策をしましょう。
THE FUTUREとの相性
ちなみにBBクリームの下地としての使用をおすすめしているTHE FUTURE Face Cover Creamとの相性は良いです。
テクスチャーもうまく伸びていき、なによりマニフィークを単独で使うより肌がワントーン明るく清潔に見えます。
ただしマニフィーク BBクリームの水分がおおいためか、分量をうまく調節しないとTHE FUTURE Face Cover Cream特有のサラサラ感は消えてしまうのが難点です。
マニフィークのBBクリームは塗りすぎと洗い残しに注意!!
ほかにはないユニークな特徴をもつマニフィークのBBクリームですが、使用するには注意点があります。
- 肌なじみがよくて塗りすぎてしまう
- 洗顔料だけでは落ちづらい
ここからはマニフィーク BBクリームの使用上の注意点を2つご紹介していきます。
肌なじみがよく、塗りすぎに注意
みずっぽいテクスチャーの肌なじみが良いので、ついつい塗りすぎてしまうことがあります。
ぼくもはじめてつかったときはついつい塗りすぎてしまい、かなり濃い肌色になってしまいました。
もし付けすぎてしまったら、ティッシュオフで色を調整しましょう。
洗顔料だけでは落ちづらい
洗顔料に加え、クレンジングを使ってしっかり洗うことをおすすめします。
実際に使用してみると、ほかの商品と比べてもかなり落ちづらい印象です。
クレンジングを使っても、しっかりと洗顔料でも洗わないとなかなか落ちません。
女性向け化粧品と同じ性能を持っているとすれば、ニキビや肌荒れ防止のために、ここはきちんとクレンジングも使ってしっかり洗うことをおすすめします。
マニフィークを買うにはオンラインストアがおすすめ
ここまでマニフィークのBBクリームの特徴を解説してきましたが、ここでは実際の購入方法をご紹介します。
簡単には以下の3つです。
- amazon、楽天の公式オンラインストア
- マニフィークの公式オンラインストア
- Maison KOSÉ
- ※ロフトの公式オンラインストアではラインナップされていますが、店舗では発見できませんでした。
Maison KOSÉは東京に2店舗ありますが、手間と時間を考えるとオンラインショップでの購入が一番おすすめです。
特にamazonや楽天ではセールなどで安くなるタイミングがありますので、安く抑えたいひと、ポイント還元を狙っているひとにはおすすめの購入方法です。
マニフィーク BBクリームの使い方
マニフィークのBBクリームの使い方を絵を使って簡単に紹介していきます。
マニフィークのBBクリームはみずっぽいテクスチャーですが、通常のBBクリームと同じ使い方でOKです。
事前準備はめんどくさいですが、テクスチャーの肌の滑りが違うので必須です。
顔を水で洗っただけでBBクリームをつけると、ゴワゴワしてとても付けづらいです。
また乳液が終わった直後に付けても、BBクリームが伸びすぎてしまうので要注意。
またティッシュオフをすることで、マスクつきを抑えたり、化粧崩れを防ぐことが可能です。
化粧崩れは目につきやすいので、できる限りティッシュオフを行いましょう。
みずっぽいテクスチャーで肌なじみがよくて、ついつい塗りすぎてしまうので注意してください
マニフィーク BBクリームの落とし方
マニフィークのBBクリームの落とし方を簡単に紹介していきます。
マニフィークのBBクリームの場合、クレンジングの使用をおすすめします。
理由はこのとおり。
- 慣れないうちは洗い流し漏れの原因になる
- 濃く塗ったところは洗顔料だけでは洗い流しづらい
クレンジング剤は無印などで簡単に手に入りますので、ぜひ試してみてください。
特にマニフィークのBBクリームは落としづらいので、クレンジングの使用をおすすめします
具体的な落とし方の手順は以下のとおりです。
BBクリームの洗い残しはニキビや肌荒れの原因になるので、洗い残しがないように注意しましょう。
まとめ
マニフィーク BBクリームはみずっぽくて肌なじみがいいテクスチャーで、他にはない貴重な商品です。
あっという間になじんでいく質感には感動を覚えました。
ただしかし現時点では、カラーが一色しかない点が非常に残念です。
今後さらにラインナップが増え、様々な肌色に対応してくれることを期待します。
もし従来のBBクリームの質感が苦手だというひとで、肌の色とマッチングするのであれば、ぜひ一度お試しいただきたい商品です。
さらさらテクスチャーで、快適なメンズメイクライフを送りましょう。