洗顔料を買ったけど、どうやって使えばいいの?
はじめて買った洗顔料、どうせなら正しい使い方で洗顔したいですよね
実は洗顔をしているひとでも間違った使い方をしているひとも多いです
えっ!そうなの?
実は洗顔をしているひとでも、間違った方法を行っているひとは多いです
洗顔の方法について正しく知る機会がなかったので仕方ありません
ただ間違った洗顔は肌を清潔にするどころか、肌トラブルを起こしてしまうこともあります
正しい洗顔を行えば、正常にターンオーバーが促され、バリア機能も効果的に働きます
また正しい洗顔ができていなければ、そのあとのスキンケアは何も意味がありません
洗顔はスキンケアの一番の基礎であり、一番重要なポイントと言えます
今回はその洗顔について、正しい方法を一から解説していきます
これからスキンケアをはじめるひと、すでにはじめているひと、どちらのひとにも役立つ内容になっています
ぜひご参考にしていただければ幸いです
結論だけ先にチェック!!
洗顔の9つのSTEP
- 手を洗う
- 顔を濡らす
- 洗顔料を泡立てる
- 顔に泡をのせる
- Tゾーンの洗顔
- Uゾーンの洗顔
- 目元・口元の洗顔
- ぬるま湯ですすぐ
- 清潔なタオルでふく
手順は多いですが、毎日続ければ当たり前にできます
洗顔の5つのPoint
- 清潔が第一
- 使うお湯の温度は32℃
- 泡立てネットを使って泡を作る
- 泡で洗顔する
- すすぎ残しのないようにする
これさえ押さえておけば、大きく間違えることはありません
事前準備
まずは洗顔前にそろえておきたいアイテムを紹介します
どれも100円ショップなどで簡単に揃えられますので、お持ちでないひとはこの機会に購入してみてください
・洗顔料
まずはこれがないと始まりません
選び方は別の記事でも紹介しておりますので参考にしてみてください
・カチューシャ、もしくはヘアバンド
髪の短い男性でも洗顔時に前髪が垂れてくるのは気になるものです
また生え際の洗い残し、すすぎ残しの原因にもなります
髪についている雑菌が触れないようにするためにもつけましょう
・泡立てネット
自分の手で泡立てるひとも多いです
ただし時間がかかるのと洗顔にふさわしい泡を作るのには向きません
ぜひ時短と効果的な洗顔のためにぜひ用意してください
・清潔なタオル
せっかくキレイに洗顔しても雑菌だらけのタオルでふいては意味がありません
きちんと洗ってあるタオルを用意しましょう
これがないと洗顔はしちゃいけないの?
そんなことはありません
ご紹介したアイテムのうち、洗顔料以外はそろっていなくても洗顔を始めることはできます
そろえるために何日もかかるようでしたらまずは始めてみましょう!!
手を洗う
まず洗顔前に洗顔を行う手を清潔にすることから始めます
手にもたくさんの雑菌や汚れがついています
ざっと洗うだけでなく、以下のポイントも意識して洗ってください
洗顔前の手洗いポイント
・石鹸やハンドソープを付ける
・爪や指の間など、細かいところもしっかり洗う
ぬるま湯で顔を濡らす
実際に洗顔を始める前に、ぬるま湯で顔を濡らします
簡単に落とせるほこりや汚れ、皮脂を取り除き、洗顔料をなじませやすくすることが目的です
顔を洗うときはどれくらいの温度で洗っていますか?
気にしたことないけど…
顔を濡らすときのお湯の温度は32℃が目安です
冷水では汚れは落ちづらく、熱すぎると肌が乾燥しやすくなってしまうからです
体感では少し冷たいくらいぬるいくらいの温度です
またこのとき、ゴシゴシと手で洗う必要はありません
お湯を手ですくい、顔にさっとなじませるようにかけてください
洗顔時のゴシゴシ洗いは肌を傷つけてしまうため絶対に避けるようにしましょう
汚れかたにもよりますが、だいたい10回ほどけかければ大丈夫です
これだけでも多くの汚れがとれたと感じてもらえるはずです
これは専門的には予洗いと言われます
これがきちんとできていると洗顔の質がグンとあがりますので、ぜひ注意してやってみてください
洗顔料を泡立てる
手でも泡立てることが可能ですが、できれば泡立てネットを使いましょう
手で洗顔に最適な泡を作るのは技術が必要ですので、初心者のひとには特におすすめです
泡立てるのが苦手なんだよな
僕も一度泡立てがうまくいかず洗顔を挫折したことがあります
作る泡の量はレモン1個分くらいです
キメの細かい少し硬めの泡を作ります
手で泡立てるのは難しいですが、泡立てネットを使えば簡単にできます
泡立てネットで泡を作る時間が一日の疲れをとる至高のひと時となりました
洗顔
ようし、きれいに泡ができたぞ!!
この泡に顔をうずめて洗おう!!
ちょっと待ってください
洗顔にはちゃんと洗う順番があります
作った泡で洗顔をしていきますが、洗顔をするにも順番があります
順番の解説の前に、顔のエリアについての説明をしていきます
顔のエリア
・Tゾーン
額から鼻にかけてのエリア。一般的には皮脂が多い傾向
・Uゾーン
両頬、あごのエリア。範囲は広いが、皮脂は少なめと言われる
洗顔は上のエリアごとに行っていき、最後に皮膚が弱いところを洗います
それでは洗顔を手順どおりにみていきましょう
泡を顔にのせる
作った泡を顔のゾーンに置いていきます
順番はこのとおり
洗顔料は触れているだけで汚れを浮かす働きがあります
できる限り皮脂量が多いところから置くのが原則です
洗い方
次に洗い方を解説します
手のひらで力いっぱいゴシゴシ洗えばいいんじゃないの?
洗顔時はゴシゴシ洗いは厳禁です
えっ!そうなの!?
多くの男性がやっている手のひら全体でのゴシゴシ洗い
実はこれは一番やってはいけない洗顔方法です
正しい洗い方のポイントは以下の3つです
①中指と薬指を使う
手の平全体で洗ってしまっている人をみかけますが、それでは力が入りすぎてしまいます
また小鼻の脇や、眼のふち回りなど、細かいところが洗い残しが発生しやすくなります
両手の中指と薬指の腹で、優しく丁寧に洗ってあげましょう
②泡を転がすように洗う
洗顔時、指が肌に触れないように注意してください
固めに作った泡がクッションとなり、また同時に肌を洗浄してくれます
何度も言いますがゴシゴシ洗いは厳禁です
転がすように洗うという感覚は1か月近く続ければ、つかむことができます
1点注意なのは、泡できちんと洗うということ
泡を肌にのせただけでは洗浄は難しいので、注意してください
③内側から外側へくるくる回しながら洗う
顔の中心部から外側に向かって指をくるくる回すように洗ってください
これは中心部にたまった皮脂やよごれを内から外へ出すためです
全然イメージと違った
やさしく洗うのがポイントなんだね
Tゾーンの洗顔
それでは実際に洗顔を始めていきたいと思います
まずは皮脂量が多い、鼻から額にかけてのエリア、Tゾーンから洗います
洗顔料は触れているだけで汚れを浮かすためです
もしほかに皮脂量を多く感じる部分があれば、そちらからでも構いません
鼻の頭から額にあがり、額の内側から外側に向けてくるくると洗います
Uゾーンを洗う
次に洗うのは両頬、あごのエリアのUゾーンです
範囲は広いですが、一般的に皮脂量などは少ないといわれており、ここはさっと時間をかけずに洗います
両手を使い、あごから左右の頬の中心へ頬の中心から外側にかけて洗います
この時、耳の裏側、あご下から首にかけても洗いましょう
ポイント!!
・耳の裏側は加齢臭を発生させますので、30代以上のひとは必ず洗うように習慣づけましょう
・化粧品などを使っているひとは、あご下から首にかけて洗い残しがあるかもしれませんので気を付けましょう
目元・口元を洗う
最後に皮膚の薄い目元、口元を洗います
皮膚が弱いため、こすらずなじませるように洗うことを心がけましょう
どうしてくるくると回すように洗顔するの?
洗い残しを防ぐためです
泡を顔の上に滑らすだけではちゃんとした洗浄はできません
過度な摩擦はNGですが、摩擦が少なすぎても洗浄はできません
洗浄と肌への負担のバランスを考えながら、洗顔しましょう!
ぬるま湯ですすぐ
最初に顔をぬらしたときと同じように、温度は32℃が目安です
入浴時でもシャワーの使用はできる限り避けましょう
えっ!シャワーは使っちゃだめなの?
シャワーの水圧をそのまま顔にかけると肌への負担が大きすぎるのです
どうしても使いたい場合は、ちょろちょろ流して、水圧を限りなく0にして使います
その場合、すすぎ残しの原因となるので、シャワーの使用はおすすめしません
すすぎ方は、手のひらのお湯をためて、ぱしゃんぱしゃんとやさしく肌にかけて洗い流します
バシャバシャ洗いは刺激が強いので要注意です
全体が洗い終わったら、髪の生え際にすすぎ残しがないようにしっかり流します
洗顔料のすすぎ残しはニキビの原因になりますので、すすぎ残しがないようにしてください
最後は洗顔したときと同じように、目元、口元などの細かいところを洗い流します
すすぎの最大のポイントは、すすぎ残しをしないこと
すすぐ回数は最低でも30回といわれています
ただ30回すすぐだけでなく、鏡をみてすすぎ残しがないかよくチェックしましょう
清潔なタオルで顔を拭く
せっかくきれいに洗っても雑菌だらけのタオルで拭いたら意味がないですよね
必ずきれいに洗濯、乾燥してあるタオルで拭くようにしてください
またタオルで拭くときもゴシゴシふくのは絶対NGです
タオルに水を吸い込ませるようにふきましょう
まとめ
洗顔方法・手順について簡単に解説してきました
洗顔の9つのStep
- 手を洗う
- 顔を濡らす
- 洗顔料を泡立てる
- 顔に泡をのせる
- Tゾーンの洗顔
- Uゾーンの洗顔
- 目元・口元の洗顔
- ぬるま湯ですすぐ
- 清潔なタオルでふく
こんなにいろいろと最初からできるかな
最初は全部できなくても大丈夫です
でも以下のポイントは忘れないでおいてください
洗顔の5つのPoint
- 清潔が第一
- 使うお湯の温度は32℃
- 泡立てネットを使って泡を作る
- 泡で洗顔する
- すすぎ残しのないようにする
きちんとした洗顔さえできていれば、洗顔以外のスキンケアはいらないといわれています
つまりもっとも基本のスキンケアであって、もっとも重要なスキンケアです
まだ洗顔をしていなかったひとはご紹介させていただいた方法で実践してみてください
もしご紹介した方法と違うやりかたで洗顔をしているひとは、この機会にぜひおためしください
正しい洗顔をして、きれいな肌を一緒に目指しましょう!!
これからも皆さんの美容ケアをレベルアップする情報を発信していきたいと思います
どうもありがとうございました!!